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20歳の聖なる夜に

 

 私の女神様であり、心から応援したいアイドル。モーニング娘。’16 9代目リーダー譜久村聖ちゃん 20歳の誕生日おめでとうございます。

 

 私普段からみずきちゃんについて熱い思いを書くことって実はあんまりなくて、気恥ずかしさもあるんですけど、この大切な日に、アイドルとして生きてくれていることの感謝を込めて長ったらしい文章を書き綴りたいと思います。

 

 

 2014年11月26日 8代目リーダー道重さゆみの卒業により、9代目リーダーに就任したみずきちゃん。本人も度々語っていますが、もともとグイグイ人を引っ張っていくタイプでもなければ、どちらかというとうちに引きこもっている方だったからこそ、リーダー就任はファンからも不安視する声は多かったこと今でも覚えています。もちろんその意見は現在進行形でもあり、彼女が公の場で何かを語るたび、スレを立て批判する人もいます。でも彼女自身、自分の至らない点にはもちろん気づいていて、そこに一番縛られているんじゃないかなと1譜久村オタとしては思います。リーダーになってからの方が私は現場に行くことが増えたので、現場に行って今まで画面を通して見ていたみずきちゃんとギャップを感じたことが多々ありました。現に、秋ツアー開催前にビルボードジャパンに掲載された平賀さんのリーダー・サブリーダーインタビューではこんな風に語っています。

 

 

--譜久村さんはリーダーに任命されてどんな気分だったんですか?

 

譜久村聖:田中さんが卒業した時点で「先輩がもうひとりしかいない」っていうことに危機感をすごく感じていたので、別にそのあと自分がリーダーになると思っていた訳ではないけど、とにかくその危機感にずっと包まれていたんですよ。そのとき私はサブリーダーだったんですけど、「道重さんはしっかりリーダーになれているのに、私は全然出来てない。みんなをまとめられない」って落ち込むこともいっぱいあって。そんな中で、えりぽんとはるなんがサブリーダーで、私がリーダーになる。「ということは、私が道重さんの位置に行かなきゃいけないんだ」っていう不安……でもその不安は見せちゃダメ。リーダーなんだから頑張って仕切っていかなきゃいけない。そういうプレッシャーに押し潰されていたのが正直なところです。急遽の対応に応えられなかったり、失敗しちゃうこともすごく多かったり、自分の思っていることを上手くメンバーに伝えられなかったり、日々落ち込んでいく。テンション下げマークが常にくっついてる感じ(笑)。でも私はファンの方から「リーダーだけど、聖らしくいてね」ってすっごい強く言ってもらえていたので、「そこだけは変えないようにしなきゃ」って頑張ってました。

 

http://www.billboard-japan.com/special/detail/1702

 

 あの道重さゆみの後任。ただでさえリーダーという肩書きでさえ足がすくむのに、リーダーを任されてきた数々の先輩のこと、看板のことを考えると悩むのも当然かなと。実際時期的に言えば、一番悩んでいたのは青春小僧〜OMWあたりじゃないかなと思います。この時のみずきちゃんはあんまり元気がないように感じるんです。自分がもどかしい、なんでうまくできないんだろうっていう感じが少し雰囲気にも現れてて、握手に行くたびに元気かな大丈夫かなって心配になってました。個性豊かなキャラクターのメンバーをまとめ上げて、19年の歴史を誇る娘。の看板を背負うそれだけでも毎日何かに押しつぶされそうな感じになるとおもうのに、その後同期の卒業が立て続けに決まった時のみずきちゃんの精神状況はオタクが想像する以上にキツかったんじゃないのかなって。この記事から察するに譜久村は気が利かないだとか、譜久村はリーダーとしての役目を果たせていないって厳しい言葉も耳に入っていただろうし。10代の女の子にそんなこと言ったってしょうがないだろって私は思っていたけれど、実はそう思われることの方が嫌だったりしたのかなとか。みずきちゃんがそこに縛られるならもうリーダーなんて役職から解放して欲しいと思ったこともありました。特にりほちゃんが卒業してからは、パートも多くもらうようになって。なんであのパートは譜久村なんだっていう人もいる中、自分がどうあるべきか本当にすごく悩んでいたと思います。

 

 

 --そんな譜久村さんは、今どんなモードで活動してますか?

 

私が今一番大事にしているのは、歌を自分の気持ちから届けること。鞘師里保ちゃんが卒業してからパートをもらうことが多くなって、凄く焦ってしまったんですよ。それで「どうやったら里保ちゃんぽく歌えるかな?」とか「里保ちゃんのファンに聴き心地の悪いものになったらイヤだな」とかいろんなことを考えながら歌ってたんです。でもそれだと自分らしさが無くなってしまうから、結果的に「自分らしく、自分の声で届けていこう」という考えに辿り着けたんです。

 

~中略~ 

 

一番大切なものは気持ち。その意識を変えちゃダメだなって思って歌ってます。

 

 2016年10月24日 ビルボードジャパンインタビュー (http://www.billboard-japan.com/special/detail/1731)

 

 でも正直最近どことなくみずきちゃんの表情が明るいんです。いや1オタクの感覚にしか過ぎないんですけど、本当に何かふっ切れたのかなって表情をすることが多くなっていて。上記のインタビューを見てもらうとわかるんですけど彼女の中で意識の変化があったんです。初歩的と言われればそこまでだけど、その意識にたどり着くまでに彼女が鞘師里保のファンのことも考えていたこと、技術面にもとらわれていたこと。普段の柔らかい彼女の雰囲気からは想像もできないくらいもがいて悩んでいたことを考えるとよくここまで意識を持ち直せたなと思います。

 

 春ツアーのMCで誕生日だった佐藤優樹ちゃんがメンバーひとり一人のことを語る時に、「もっとリーダーは自信を持ってほしい」と語っていたことがあります。譜久村さんがいなかったらモーニングはバラバラだったと。まーちゃんは11人の中で誰よりも感情をストレートに話す子です。変にリーダーを持ち上げる子じゃないからこそ、みずきちゃんが奔走していた姿をよく見て発言してくれて、本気で思ってくれているんだな。ありがたいと感じた覚えがあります。ヲタはあくまで外野からやいやい言っているだけですが、メンバーがこういう風に話すってことはみずきちゃんが悩みながらも頑張ってきたことって他のメンバーにきちっと伝わっっているんだなと。そして彼女はもがきながらもその責務をこなしていると実感しました。

 

 

 そしてやっぱり生田衣梨奈ちゃんの存在が彼女の助けになっているところが少なからずあると思うんです。アイドルもういっちょ!でも先に挙げた首脳会談(http://www.billboard-japan.com/special/detail/1702)でも語っていますが

 

 

--リーダーの役割は明確ですけど、サブリーダーも明確に「これをやりなさい」って決まっていたりするんですか?

 

生田衣梨奈:決まってないです。でもサブリーダーになって意識が変わったなと思うのは、これは同期の里保と香音ちゃんが抜けたのも大きいかもしれないんですけど、聖がリーダーと呼ばれてて、やっぱり「リーダー」って言葉だけでも重みを感じるから、私は出来るだけメンバーとして聖と接しようと思ってます。同じ目線で物事を言えるのは同期の私しかいないから、「リーダーなんだからちゃんとしなきゃダメだよ」じゃなく「こうしたほうがいいんじゃない?」とか、そういう感じでひとりのメンバーとして見るようにしてます。

 

 

 私がぽんぽん推しだからこそ思うのかもしれないけれど本当に生田さんがいてくれてありがたい。メンバーの中にリーダーとしてじゃなく自分を見てくれている存在がいるってすごく安心できることだと思うんです。9期が二人だけになるなんてメンバーもファンも想像していなかったことだけれど、その重圧を踏ん張って耐えている二人に感謝だし、その二人を支えながらもバラエティでの露出を頑張っているはるなんには頭が上がりません。メンバーがいるからこそリーダーとして踏ん張れている。そういう場面が今年に入ってよく見られて、メンバー一人一人にありがとうと言って回りたいしこれからもみずきちゃんのそばによりそっていてほしいなと思います。

 

  • 一人のメンバーとして

 

 本当にモーニングは絶えず変化があります。メンバーや体制が流動的だかからこそ壁にぶち当たることも多いし、何より他のグループより活動未経験から発進したメンバーを抱えています。人数に変化のあるアンジュもほぼ研修上がりから構成されていて、全くの素人がメンバーになる可能性というのは今の時点ではモーニングでしかないものです。そのことをもちろんメンバーもファンも不安に思っていて。でも彼女は、メンバーは前をしっかり向いています。

 

 

 

ーこの1年間モーニング娘。は多くの変化がありました。

 「初めて同期の卒業を経験して私もさみしかったし、これかからのモーニング娘。はどうなってしまうんだろう?という不安もありました。でも、メンバーが不安に思っていたら先には進めない気がするんです。だから『私たちが切り開いていくんだ!』という強い気持ちで、もっと面白いことや、想像もできないワクワクすることとを実現していきたいなと思っています!」。

 

 

 

 

--あと、あの日の公演(鈴木香音卒業公演)は、みんなの気合いのみなぎり方含め、今のモーニング娘。が一番格好良いというところを証明できていたようにも思うのですが、やはり「今のモーニング娘。が一番凄い、格好良い」と思わせたい気持ちは強くある?

譜久村聖:ありますね。どんなときでも絶対的にそうでありたいと思ってます。私たちが自信無くしちゃってたら誰が好きになってくれるんだ?って話なので、やっぱり周りから何をどんなに言われようと「今のモーニング娘。が最高なんだ!」って私たちは言い切りたい。それを開き直りとかやっつけじゃなくて、下からちゃんと積み上げてきたものをしっかり見せた上で言い切りたい。やっぱりメンバー1人が抜けたり入ったりするのは、私たちにとってすごく大きなことだから、メンバーによっては受け入れるのにも、気持ちを整理するのにも時間がかかってしまうことは当然ある。でもそれを私はまとめていきたいし、前向きな方向に持っていきたいなって常に思ってます。

 

 

 それぞれ違う雑誌からの引用ですが、彼女の中で強い信念が芽生え始めているのは事実です。自分たちが不安に思っていたらダメだ。モーニングが最高だと言い切りたい。この強い意志が最近のパフォーマンスに現れているのかなと。もちろん勢いのある他のハローのグループを見て脅威に感じていないことはないでしょう。焦りもあるでしょう。でもそれを意識する以前に、彼女たちは伝統と進化を重んじなければならないとみずきちゃん以外のメンバーも語っています。そしてパフォーマンスに対する厳しい声も感じている。ファンの中では高橋愛リーダー期(通称:プラチナ期)と現メンバーを比較することが多々有ります。私も元は亀井絵里推しで長く9期加入後のモーニングを避けていました。だって自分とさほど年の変わりないメンバーがいるんですもん。自分の中のモーニングが壊れていく…そんな思いをしていた時期がありました。メンバー本人たちもファンのその考えを感じているだろうし、その当時の先輩に強い憧れを持って加入した子達がほとんどです。

 

 

モーニング娘。は、どの時代も「過去のモーニング娘。を超える」べく頑張っていたと思うのですが、今のモーニング娘。にもその意識はある?

 

譜久村聖:それはもちろんありますけど、スキル面で言ったら高橋さん(高橋愛)たちがいた時代には全然叶わない。個々の目立ち方も。でも今のモーニング娘。みたいにフォーメーションダンスとかはやってなかったし、先輩たちに聞いても「私たちには絶対出来ない」って言ってくれたりするんです。だから今のモーニング娘。にしかない強みはあると思うし、そこはどんどん伸ばしていきたいです。

 

 

 

 これを甘えだというファンも間違いなくいると思います。でも彼女たちは彼女たちです。ファンの勝手なエゴで縛り付けてはダメなんですよね。プラチナ期と比べると年齢も違いますし、やってきた暦も違います。見てきた世界も、音楽業界の状況も。だからそれを超える・超えないの概念はもう古いんじゃないかって思いました。10代20代という青春真っ只中の時期をアイドルとして走り抜けていることに、まず感謝をしなければいけませんよね。私は純粋に譜久村聖という女の子が好きです。人として。リーダーとしての使命に縛られている彼女を見るとたまに辛くもなるけれど。同い年としてすごく誇りに思います。

 

 正直りほちゃんの卒業後、初めてシリイベでパフォーマンスを見た時はもう、モーニングはダメなのかな。と感じました。まーちゃんは病欠で不在。香音ちゃんの卒業発表。こんなんで大丈夫なのかなと。でも最近の彼女たちすごく輝いていませんか?結局ファンは付いていくしかないんです。私たちが不安に思っていることなんてメンバーはとっくのとうに気づいていて、それを短期間の間に修正しようと常に走っていて。そこにファンが追い打ちをかけて攻めるってなんか違うとここ最近のインタビューを見て反省しました。ファンが一番受け皿に、彼女たちの味方になってあげないといけないのに。もちろん道理に外れたことを怒る資格はあるけれど(スキャンダルとか)。

 アイドルとファンの関係は、ビジネス的に見れば商品と消費者だから不利益になるものについて批判するのは個人の自由だけれど、商品が血の通った人間であることを忘れてはいけないと思います。だからみずきちゃんにはただ幸せになってもらいたいと感じるようになりました。私がCDを買ったりライブに行くことが彼女が幸せになるための投資になればいいなって。

 

 私、20歳を迎える節目彼女がどんな女性になるのか本当に楽しみで仕方がないんです。これからどういう風に彼女が女性として成長するのかずっと見ていたいし、自分も負けないくらい成長したい。ここまで思えるアイドル、後にも先にも女の子ではみずきちゃんだけなんだろうなと最近よく感じます。自分でもないを言っているのかわからないけれど、みずきちゃんがみずきちゃんらしくモーニングで輝いている姿を見ることが何よりも幸せで、あったかい気持ちになるんです。ここまで人に影響を与えられるアイドルって本当にすごいですよね。

 

 外野がどれだけ言おうと、彼女は立派です。誇りです。直接おめでとうは言えないけれど、どうかこの20歳という歳を彼女にとって意味のあるものにしてほしいなと思います。

 

 

 長々と気持ち悪い文章を書きましたが、本当に20歳の誕生日おめでとう。大好きだよ!

 

以下はこないだのDMCフェスティバルの写真です19歳のみずきちゃんを自分のカメラで収められてよかった!

 

 

 

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モーニング娘。'16『セクシーキャットの演説』(MORNING MUSUME ‘16[Sexy Cat’s Speech])(Promotion Edit)